歌手と言ってもプロ、アマの2種類の形があります。
それぞれにメリット、デメリットがあり自らインディーズで活動し生計を立てている方もいます
今回は歌い手としてプロやアマの違いやメリット、デメリットを紹介したいと思います。
・歌手のプロとは?
そもそも、プロとアマの違いや定義は少し曖昧な部分があります。
基本的に歌手のプロは芸能(音楽)事務所やメジャー音楽レーベルと契約し、第三者のバックアップを受けて様々な活動を行います。
ただ、事務所に所属するだけでは歌手としてのプロとは言えません。
事務所と契約し、メジャーデビューをしてからやっとプロになります(例外としてインディーズ活動中にそのアーティストの曲が有名になり事務所に所属しないままメディア出演する場合もあります)
メジャーデビューとは?
メジャー・デビューとは、音楽家が初めてメジャー・レーベルから作品を発売すること
メジャー・デビューはインディーズ・ミュージシャンがメジャーにおいてデビューすることをいう。しかし、インディーズ・ミュージシャンの意味は欧米と日本とでは異なる。
Wikipedia参照
・歌手のアマとは?
歌手のアマ(インディーズ)とは簡単にいうと音楽事務所やメジャー音楽レーベルに属さない方です
アマと言ってもライブハウスでお客さんを集めてライブをしたり、オリジナルの曲をiTunesで販売し生計を立てる人もいます。
ただのプロ、アマの観点で言うと、上記のような方も立派なプロです。
ですが、歌手としてのプロ、アマの観点からみるとアマの部類に入ってしまいます。
・プロのメリット、デメリット
メリット
- 事務所からバックアップしてもらえる(仕事、ギャラ、スケジュール管理)
- メディア出演などで知名度が上がる
- ギャラがいい
デメリット
- 自分が好きな歌を歌えないかもしれない
- ギャラの何割かを事務所に分配
- 歌やファンに対するプレッシャー
- 知名度が上がればプライベートがなくなる
上記のとおり、プロになってもメリット、デメリットは付きものです。
・アマのメリット、デメリット
メリット
- 自分の好きな歌が歌える
- 自分で時間や仕事の調整ができる
- ギャラの分配がないので全部自分に入る
- ファンとの距離が近い
デメリット
- 第三者に拘束されないので自己管理が必要になる
- ギャラの交渉、スケジュール管理を自分でしないといけない
- プロに比べてギャラが少ない
- 知名度をあげるのが大変
アマにもやはり良し悪しはありますが、自己管理ができてギャラ関係なく好きな歌を歌いたいという方はインディーズで活動するほうが向いていると思います。
自分の周りでも歌はプロ以上に上手いのにあえてインディーズで活動をして生計を立てている人もゴロゴロいます。
今のメジャー音楽シーンも結局、需要と供給で本当に歌が上手くて魅力があるアーティストが評価されない時代です。
なので、これからプロの歌手を目指す方もこの記事を読んで「色々な音楽での生き方があるんだな」と少しでも活動の参考になればなと思っています!